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tv asahi なんでもクラシック 2014 2月6日(木)〜11日(火)

東京芸術劇場 コンサートフォール/プレイハウス

なんでもクラシック2014 2月6日(木)〜11日(火・祝) 東京芸術劇場 55周年記念

出演者

佐野 成宏

佐野 成宏<テノール>

東京藝術大学声楽科卒業後、アリゴ・ボイト音楽院(伊)に留学。1992年の関西日伊コンコルソ第1位・ミラノ大賞受賞をはじめ、F・ビニャス国際声楽コンクール3位、F・ラボー国際声楽コンクール2位等多くの国際コンクールで入賞する。1996年テアトロ・レージョ(パルマ・イタリア)でヴェルディ『レクイエム』のテノールソロとしてデビュー。2001年にはローマ歌劇場でのプッチーニ作曲オペラ『つばめ』(プルニエ役)に、芸術監督である指揮者ジェルメッティ氏の強い希望で出演。以後スイス、ドイツ、スペインなどヨーロッパ各地で数多くのコンサート、オペラに出演する。

主なオペラレパートリーは、ヴェルディ『椿姫』(アルフレード)、『ドン・カルロ』(ドン・カルロ)、『ジョヴァンナ・ダルコ』(カルロ7世)、プッチーニ『ラ・ボエーム』(ロドルフォ)、『トスカ』(カヴァラドッシ)、ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』(エドガルド)等がある。

2004年、世界初演された三枝成彰作曲『Jr.バタフライ』(タイトルロール)では、非常に高い評価を受けた。2008年1月、新国立劇場オペラ『ラ・ボエーム』のロドルフォ役、5月の小澤征爾指揮、ベルリオーズ『ファウストの劫罰』ファウスト役で出演し、いずれも好評を博した。2009年4月に開催された「天皇皇后両陛下ご成婚50周年ご即位20周年記念祝賀コンサート」に出演。同年6月~7月には、兵庫県立芸術文化センター佐渡裕指揮オペラ『カルメン』にドン・ホセ役にて出演し、兵庫、東京、名古屋で多くの観客を魅了。また、12月には静岡グランシップに於いての鈴木忠志演出オペラ『椿姫』に出演し、圧倒的な存在感を示した。

2010年2月の三枝成彰作曲オペラ『忠臣蔵外伝』でも高い評価を受ける等、ますます活躍の場を広げている。
テノ-レ・リリコとして光り輝く声を持ち、オペラの舞台には欠かせない存在感のあるプリモとして活躍するテノール歌手である。

現在、東京音楽大学教授。